ドル・円は上値の重い展開か・・・予想レンジ:1ドル=91円50銭〜92円80銭
4日の下落を受けて輸入企業や機関投資家のドル買いが流入しやすいとみられる。日経平均株価の値動きが落ち着けば、5日の11月米雇用統計発表を前にポジション調整が強まり、ドル・円の上昇をサポートしよう。しかし、4日の高値93円42銭の回復は見込みにくい。米雇用統計を見極める必要があるだけでなく、ビッグスリー(米自動車大手3社)救済の先行きも見通せていない。再編、破たんに関する報道が出てくる可能性も否定できない。関連報道で日経平均株価が下落幅を拡大すれば1ドル=92円割れも視野に入る。
欧州通貨の対円での戻りも限定的とみられる。4日にはBOE(英中銀)が1%利下げ、ECB(欧中銀)が0.75%利下げをそれぞれ発表。政策金利発表後、英ポンド、ユーロは対円、対ドルで強含んだが、追加利下げ観測が浮上しており、欧州通貨が一段と買い進まれる展開は見込みにくい。ビッグスリー関連のネガティブな材料が出た場合、クロス円がまず下落し、ドル・円の下げを誘発するシナリオも想定でき、注意を要する。
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